会社概要
NETCUBE (THAILAND) CO.,LTD.
NETCUBE SOFT CO.,LTD. (ソフトウェアBOI取得)
設立: 2010年12月
資本金:14,700,000.00 THB ※5,145万円 (1バーツ3.5円換算)
売上高:300,000,000.00 THB (2020年度) ※10億500万円 (1バーツ3.5円換算)
従業員:85名 (内日本人 7名)
タイでのITビジネス
業務内容:
1).コンピュータ・ソフトウェアの企画、開発、製造及び販売業務
2).コンピュータのシステム利用に関するコンサルタント業務
3).Android及びiOS関連アプリ開発
4).ITインフラ(各種配線工事/ネットワーク構築/セキュリティ等)業務
5).ハードウェア及び周辺機器の販売業務
6).Webサービス事業
7).営業・マーケティングアウトソーシング業務
弊社の強み
IT業務システム開発及びITネットワーク機器・ハード導入におけるコンサルティングから設計・開発・運用支援・保守サービスまで、トータルソリューションをご提供させていただいております。
アスプローバビジネス
弊社は、Asprovaを含め3社の生産スケジューラーに携わってきた経験豊富な日本人エンジニアとタイ人エンジニアがAsprova導入プロジェクトを担当致します。
これまでの経験から東南アジア・タイでのスケジューラー導入成功のために、以下のポイントを抑えたプロジェクト推進が重要と弊社は考えております。
導入前の分析作業
明確な要件定義
スケジューラーの適用方法は、工程・工場内ラインの見直し、新機種の生産などに状況変化によっても変わってきてしまう側面はあるものの、まずは現状お客様の工場で生産しているすべての製品の工程を洗い出します。
その中で、共通化できること、特殊な工程条件を明確にした上で、AsprovaにおけるBOM設定が最もお客様にとって理解しやすいパラメータ設定のご提案を致します。
実際のデータを用いての検証作業
要件定義でご提案したBOMとパラメータ設定により、数か月分の実際の基準生産計画データを用いて、Asprovaによるシミュレーションと過去の生産状況を比較して頂きます。この作業を通じて、弊社ご提案のパラメータの妥当性を検証して頂くと同時に、お客様側でも例えば段取り切り替え条件、サイクルタイムなどの間違いに気づいていた頂けるという効果がございます。
導入後の運用
導入後の運用を円滑に行うツールとして弊社独自開発のERP-Asprova連携ツールSIMASをご利用頂いております。SIMASをご利用頂くことでお客様には以下のような効果がございます。
BOMの一元管理
ERPとAsprovaのBOM構造や設定項目には必ず違いがございますが、これを一元管理していくことが円滑な運用には欠かせません。
弊社では分析段階で洗い出されたAsprovaの使用パラメータからお客様ごとにBOM入力用EXCELテンプレートを用意し、お客様にはテンプレートに入力されたBOMをSIMASからインポートすることでERP及びAsprovaに同時にBOMを作成するというしくみをご提供しております。
ERPとのシームレスな連携
オーダー、在庫、生産進捗など時々刻々と変化するERPのデータはAsprovaに取り込む前にはデータ構造を変換させなければなりません。
これらの作業をボタン1個の作業に簡略化させる仕組みを提供しております。
属人化を徹底的に排除した顧客側運用体制の構築
東南アジアでは日本と違い離職率が非常に高い状況が数十年と続いており、今後もその状況が変わることはないと思われます。
そのため弊社では理解に時間を要するAsprovaの詳細をお客様のご担当者に教育していくことは敢えて行わず、SIMASの操作方法と最低限のAsprovaの使用方法に絞って教育しております。
作業工数の分析とAsprovaへのPDCA
弊社独自の作業実績収集システムを統計分析し、現実的なサイクルタイム推定値を算出します。
このサイクルタイムをAsprovaのBOMに取り込むことにより、より現実的スケジューリングと原価計算につなげていく仕組みをご提供しております。