コロナワクチン接種 in タイランド【微笑みの国タイ デザインラボ社】

皆様こんにちは。デザインラボの藤原です。

タイ国では2021年6月中旬まで日毎のコロナウイルス陽性者数が2,000人台で推移していましたが、その後増加しており2021年7月18日には過去最高の11,397人が陽性と急増しています。

ワクチン接種も当初予定よりも遅れていますが、外国人向けの接種も始まっています。先日、私も接種を受けましたので当日の様子をお知らせします。

まずワクチンの接種案内が来ましたのが、木曜日の午後でいつ接種になるか不明だが、アストラゼネカワクチンの申し込みを受け付けるというメールが届き、取り敢えず指定されたWEBサイト(Googleフォーム)に電話番号などの連絡先などを登録しました。

年内に接種できるのだろうとかと思っていたところ、なんと翌日金曜日の午後18時に登録した電話番号にSMSで、「明日午前9~10時にバンコクのサイアムセメント本社内の指定ビル内の会場で接種開始します。このメッセージとパスポートを持参してください。」というメッセージが届き慌てて翌日の予定を変更しました。

当日、行ったことがない場所でしたので、早めにと思い指定された会場の最寄り地下鉄駅で降りたところ、会場までの案内板が立ててあり、地下鉄から上がった出口近くに会場入り口があり、まったく迷うことなくたどり着きました。

会場は大きなスペースに屋根がついた場所で、既に多くの方が椅子に座って並んでいました。到着した時点で8:15でしたので早すぎたかと思いましたが、どこに行けばいいのか悩む間もなく、係員が来た順に座る席まで誘導してくれ、紙1枚の用紙を渡され記入するようにとのことでした。

パスポートしか用意せず、ボールペンすら持参せず今更ながら思慮が足らないと思う間もなくボールペンも配布していただき事なきを得、用紙表の上半分に名前、住所、パスポート番号などを記載、下半分はどうやら血圧測定などの記入欄のようでそのまま記入せず、裏は問診票と思われ、既往症がないか、コロナ感染の有無などがYes/Noで選択できるようになっており、裏面下に署名欄がありました。署名欄は左右ひとつずつあり、左に署名したところ見回りに来た係員に右へ署名するようにと直されました。この間10分ほどでした。

しばらくして到着順に50人ほどが1グループになり、座る場所を移動してそこで何もすることなく1時間ほど待ち(待っている場所の後ろには飲料水の配布場所もあったようですが、接種後退場時に初めてわかりました)、その間に本日の手順の説明が英語でありました。ちなみに会場内は撮影禁止です。

9:45分頃に会場内側に柵で仕切られた血圧測定場に、一人ずつ手招きで呼ばれ測定場の入り口でパスポートと用紙を渡して必要項目が記入されているかチェックされます。OKであれば銀行の待合にあるような順番札を取り、どこに行けばいいのかと悩むこともなく、また係員が座る場所を示してくれます。この柵の入り口には手をかざす体温測定器があり、この測定結果は後で記入する必要がありますので覚えておくように言われます。

そこで、10台ほど並んでいる血圧測定器とパソコンが置かれた入力デスクに一人ずつ呼ばれるまで待ちますが、思ってた以上に早く順番が進み10分ほどで自分の番が来ました。まず血圧測定を行い、OKなら記入した用紙の情報とパスポートの情報が、一人ずつ係員によりパソコンに入力、プリントアウトされます。

血圧が高い方は、再度待合場所の後にある再測定の場所に連れていかれ、そこで再測定されますが、そこでも高い方は10分程度待ち、さらに測定するようで数人の方が別枠で待っているようでした。

プリントアウトされた個人情報用紙とパスポートは、すぐ隣の机で別の係員による本人確認が行われますが、入力が間違っていればこの時点で修正を依頼する必要があります。OKであれば、隣の平屋のエアコンが効いた屋内のエリアに一人ずつ移動します。そこでも係員が待ち構えており迷うことなく、ワクチン接種の場所までスムーズにたどり着けます。

接種場所は10か所ほど机が離れて設置されており、看護師の方により手際よくワクチンの接種が行われます、上腕部に接種されますのでTシャツやノースリーブの方が上着を脱ぐ必要がなく容易です。接種後にこれから3日間発熱しますと言われ不安になります。

注射を受けるのも何十年ぶりかで妙に緊張しますがあっという間に終わります。終わると待機室に移動します。時計を見ると10:15でしたので、接種まで丁度2時間掛かりました。

待機室の入り口で整理券をもらい、接種後体調が悪くならないか30分ほど椅子に座り様子見です。自分の整理券番号が正面のモニターに出てくれば、待機室の正面に行き、再度の血圧測定を受け、OKならばこれですべて終わりです。会場を出ると丁度午前11時でした。

この会場のすぐ隣には、将来バンコクの鉄道の始発中央駅となるオープンしたばかりのバンスー駅があります。正式オープニングはまだ先ですが、既に近郊列車が無料開放されていますので構内に入ることができます。

(BANG SUE GRAND STATION)

構内は、ワクチン大規模接種会場と化していました。たまたまなのか高齢者の方がほとんどでワクチン接種に何千人もの方が並んでいました。

接種後、自宅に戻る前に発熱と万一に備え解熱剤と食べ物を買っておきました。解熱剤は薬局(街中にたくさんあります)で「パラセタモン」と言えばすぐ出てきますが商品名とは違うようです。(英語で Paracetamol です。)体重70キロの大人の場合は、6時間ごとに2錠とのことです。

3日間発熱するとのことでしたが、接種日の夜に少し顔がほてった程度ですみました。ただし弊社社員は頭痛と発熱に見舞われたとのことでした。

当地は現在バンコクなどダークレッド(赤より濃いレッドゾーン)エリアに夜間21時から翌朝4時までの夜間外出禁止を含む非常事態令が出ています。7月20日(火)から少なくとも14日間さらに期間延長になりました。今はコロナ感染の減少を願うばかりです。

(デザインラボ 藤原 康孝)

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