スハルト政権末期からジャカルタIT業界に身を置くインドネシアの賢人【10年来のAsprova使い】

それはインドネシアのパートナーであるバッテラハイシステム (PT. BAHTERA HISISTEM INDONESIA)の山本さんです。

ネット上で以前からインドネシアに関わる含蓄のある様々な情報を発信されていますので既にご存知の方も多いと思います。世界的製造業のプロジェクトリーダとお話した時に「どこでそんな話を?」伺うとそれは山本さんのサイトだったこともありました。

オフィスの前でスタッフと 右が山本さん

山本さんは1997年から20年以上インドネシアで仕事をされており、現在はジャカルタの東15kmほどに位置する西ブカシを拠点に、日系製造業向けにAsprovaビジネスを展開されています。

インドネシアの歴史の大きな転換点となったのが1997年7月のタイ通貨危機に連鎖して発生したインドネシア通貨危機であり、燃料や生活必需品価格の上昇に国民の不満がついに爆発し、1998年5月にジャカルタ大暴動が発生しました。

南ジャカルタのビルから暴徒を避けるため、あちこち迂回しながら自宅に到着するまでの間4時間、交差点に集結する群集やスーパーで略奪した戦利品をかかえた餓鬼の群れの中を、命からがら逃げたあの日の光景はいまだに目に焼きついているそうです。

2000年初期、日本でのエスニック雑貨やアジア家具ブームに目をつけ、一時期ジャカルタを離れバリ島に輸出会社を設立し、日本向けにインドネシア家具の製作、バティックやイカットなどの伝統布の輸出をされていたという経歴もお持ちです(国際ビジネスマン!)。

西ブカシの日曜の歩行者天国

会社のホームページも兼ねているブログは10年以上続けており、インドネシアのITビジネスや時事問題、生活情報等を不定期にアップされていますので、インドネシアでのビジネスを検討される方には大変参考になるかと思います。

会社名のBAHTERAは、旧約聖書の創世記に記述されている「ノアの方舟」のインドネシア語「Bahtera Nuh」から命名されており、鯖の押し寿司「バッテラ」の語源であるポルトガル語の bateira(バテイラ=小舟・ボート)と同じです。

中国正月の飾りをバックに

Asprova Indonesia Office (PT BAHTERA HISISTEM INDONESIA)
Keiji YAMAMOTO
Mobile: 081-8801414

email : yamamoto@asprova.com    (yama@bahtera.jp)
homepage: https://bahtera.jp/

Jl. Boulevard Selatan, Ruko Emerald Commercial, Blok UC22, Summarecon
Bekasi, Jawa Barat 17141  

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